メガドライブミニ収録予想の答え合わせ
メガドライブミニ収録予想の答え合わせ

こんにちは。せねのとです。

さてさて、メガドライブミニの収録タイトルが42本が2019年6月4日にすべて発表された。

大分時間が経ってしまったが、2018年5月に本ブログで予想した収録タイトルの答え合わせからしていきたい。

今回、メガドライブミニへの収録タイトルの中には意外過ぎてまったく予想できないタイトルなどもあったが、今回の記事では昨年に予想した30タイトルの答え合わせにとどめて、メガドライブミニへ収録される42タイトルについては別記事で書いていきたい。

今だ!「メガドライブ ミニ」の収録予想30本!アクション、シューティング、RPG、SLGなどで色々考えた

収録タイトル数と予想タイトルの解答結果

予想収録タイトル数:✕30タイトル収録
実際収録タイトル数:○42タイトル収録

予想した30タイトルを遥かに超えた42本の収録。

そう、収録の予想本数は30本である。
なんとしても30本入れて欲しいので、予想タイトルも30本で考えた。

スーファミミニが21本なら『「メガドライブ ミニ」で22本以上の収録することは課題』と言ってもいい。

記事では上記のように予想していたが、嬉しすぎる大誤算。

まさかの42タイトル
この収録タイトルを正確に予想できた人が居ただろうか?

あらためて考えると、この42という数字は極めて大きな意味を持つ。
(あ、『死に』の語呂合わせで縁起が悪いとか言わない)

今回メガドライブミニで収録される42タイトルという数字、
これは「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の収録数『21タイトル』の2倍。

そう、ダブルスコア。
メガドライブミニは、ミニスーファミの倍の収録数です。

あの任天堂に、セガがダブルスコアで圧勝!
これはもはや歴史的快挙と言わざるを得ない(勝手に)

この数字、意識してないと言わせないよセガさん……いえ、セガ様!

予想30タイトル中、収録22本(うち3本は対抗馬予想の収録)

さて、落ち着きを取り戻して収録タイトルの結果について書こう。

〇正解:収録タイトル:19本
△対抗収録  :3本
×予想ハズレ :8本

メガドライブミニ 収録タイトル予想30本中、収録されたのは22本

30本予想中19本が正解。

対抗3本を入れると 合計22本の正解だが。メガドライブミニへの収録タイトルが42本とかなり膨らんだので、自然と正解率も高くなったと言えよう。

それぞれ正解したタイトルを見ていこう。

〇正解:収録タイトル 19本

  1. 大魔界村(ACT:1989/8/3発売)
  2. ゴールデンアックス(ACT:1989/12/23発売)
  3. ソニック・ザ・ヘッジホッグ2(ACT:1992/11/21発売)
  4. ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(1993/1/14発売)
  5. ガンスターヒーローズ(ACT:1993/9/10発売)
  6. バンパイアキラー(ACT:1994/3/18発売)
  7. コミックスゾーン(ACT:1995/9/1発売)
  8. スペースハリアーII(STG:1988/10/29発売)
  9. 武者アレスタ(STG:1990/12/21発売)
  10. スーパーファンタジーゾーン(STG:1992/1/14発売)
  11. レンタヒーロー(ARPG:1991/9/20発売)
  12. シャイニング・フォース 神々の遺産(SRPG:1992/3/20発売)
  13. ランドストーカー 皇帝の財宝(ARPG:1992/10/30発売)
  14. ファンタシースター 千年紀の終りに(RPG:1993/12/17発売)
  15. モンスターワールドIV(ARPG:1994/4/1)
  16. ストーリー・オブ・トア 光を継ぐ者(ARPG:1994/12/9発売)
  17. ラングリッサーII(SLG:1994/8/26発売)
  18. ロードモナーク とことん戦闘伝説(SLG:1994/6/24発売)
  19. ぷよぷよ通(PUZ:1994/12/2発売)

正解できたのは、

鉄板タイトルだけに予想しやすかったタイトル群だ。

個人的には、収録が微妙な線だと考えていた『ラングリッサーII』がキッチリ入っていたのが大変うれしい。このタイトルについては思い入れがあるだけに、いつか個別のレビュー記事を書き上げたい。

また、コナミ枠で現在レトロゲーム市場でも高騰(完品4~5万)している『バンパイアキラー』が収録されたのも英断と言える。
『バンパイアキラー』は今までプレイする手段が少なく、バーチャールコンソールなどにも収録されていなかったが、ここに来てメガドライブミニに収録されると共に、『悪魔城ドラキュラ アニバーサリコレクション』にも入った。往年の名作だけに嬉しい展開だ。

[コナミ公式]悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション

メガドライブのシリーズ作品で収録されたタイトル

また、シリーズ作品についてはどの作品を収録するかであるが、正解できたタイトルについては下記の通りだった。

シリーズ作品と収録タイトル

  1. ゴールデンアックス初代(初代 or II or III)
  2. ソニック・ザ・ヘッジホッグ2(初代 / 2 / 3 / ナックルズ / スピンボール)
  3. ベアナックルII(初代 / 2 / 3 )
  4. シャイニングフォース初代(初代 / 2)
  5. ファンタシースターIV(II or III or IV or 初代復刻)
  6. ラングリッサーII(初代 or II)
  7. ぷよぷよ(初代 or 通)

※モンスターワールドIVはアーシャ(少女)が主人公のためワンダーボーイシリーズからは外した

『シリーズ物でどのナンバーが収録されるか?』

プレイヤーの好みはあるにしろ、メガドライブ30周年の記念碑となる『メガドライブミニ』に収録されるナンバーとして、ゲームの完成度、歴史的観点、現在プレイして楽しめるか?などで判断しても、上記は間違いなく妥当と思えるチョイスだ。

個人的にゴールデンアックスは初代ソニック・ザ・ヘッジホッグは2が収録されたのが喜ばしい。
この辺りは本ブログでも過去に記載しているので、興味のある方は見てほしい。

[良作]メガドライブ:ゴールデンアックス「ブンブン コツコツ ドガッ!」

「メガドライブ  ミニ」で収録されるソニック・ザ・ヘッジホッグはどれか?

△対抗:収録タイトル 3本

以下の3本はシリーズ作品が収録されたタイトルであるが、残念ながら本命予想は外してしまった。

メガドライブミニ収録予想:対抗収録3本

共通して言えるのは「続編ではなく原点」が収録された事である。

△ザ・スーパー忍 は初代

「ザ・スーパー忍」は以前このように予想をしていたが、初代が収録された。

『ザ・スーパー忍』は初代も快作であるのだが、初期版は著作権的に「え?このボスってゴジ○?ラ○ボー?」があるので、IIの収録が妥当と見る。

敵キャラの著作権問題から、IIの収録を予想していたのだが、残念ながら外れてしまったが、メガドライブミニの海外版となる「SEGA GENESIS MINI」では、ザ・スーパー忍II『Shinobi III: Return of the Ninja Master』が収録されているのだ。

実際に『ザ・スーパー忍』の取扱説明書の28Pを見てみると……

この立ち姿……ラ○ボー?いや、ロッキーである

丁寧にイラスト付きでラン○ーそっくりのキャラクターが描かれているが、名前はロッキー。まさにエイドリアンだ。

余談:ザ・スーパー忍の初期と再販ロットの見分けかた

パッケージの裏、©SEGAの記載で違いが解るらしい

『ザ・スーパー忍』のロットの見分け方については、実際にプレイしてみるまで分からないと思っていたが、ニコバンさんのサイトに因ると、パッケージの裏側で解るらしい。

実際に所持しているパッケージの裏側を撮影したのでアップ。

  • 初期ロット:©SEGA 1989 MADE IN JAPAN
  • 再販ロット:©SEGA1989

私が所持していたのは、『©SEGA 1989 MADE IN JAPAN』と記載されていたため初期ロット版であった。実際にプレイしてみたがボスはゴジ○とラ○ボーが出てきた。(おそらく再販版の方がレアだと思います)

△サンダーフォースはIIIが収録

『サンダーフォースIII』が収録された。

以前の予想では先に下記コメントを書いた。

シューティングゲームとしてはアーケードへの逆移植も成立した『サンダーフォースIII』が決定した。

良作品とも甲乙つけがたい名作である事は否めないが、『サンダーフォースIV』は演出、一方で『サンダーフォースIII』は硬派だ。
IIIにはそこまで派手さは無いが、純粋にシューティングゲームとして比較した場合、プレイしたくなるのはIIIであると個人的には考える。ぶっちゃけIVは喰らい判定が判り辛く「え?今なんでやられたの?」が多いのが気になる。

両方ともシューティングの名作であることは疑いようがないが、現代ゲーマー層より幅広く受け入れられるのはIIIでなかろうか。

△コラムスも初代が収録

こちらも初代『コラムス』の収録となった。

下記コメントを書いたが、オリジナルの持つ輝きこそ収録にふさわしいとの判断ではないだろうか。(宝石だけに)

『コラムス』は宝石の見た目も綺麗なパズルゲームだ。収録するとすれば対戦も可能な『コラムスIII対決!コラムスワールド』が面白い考えるが3人以上のプレイにも対応していたのでミニ版だとかえってネックになるかもしれない。

また、初代コラムスは、2人同時プレイをする場合、お互い同じ画面で1人プレイ×2となる。画面レイアウトも当時のアーケードゲームを再現しており、見た目もプレイ感も懐かしい良ゲームである事に間違いない。

一方で、続編の『対決!コラムスワールド』では、1人でのとことんプレイはもちろん、みんなでワイワイプレイパーティプレイも可能なため、そちらもアリかと考えたのだが、外れてしまったようだ。

✕ハズレ:収録されなかったタイトル 7本

外してしまった予想タイトル7本は下記の通りだ。

メガドライブミニへの収録予想を外してしまった7本

ゲイングランド、そしてアウトラン(スーパーモナコGP)は個人的にメガドライブミニへは『ほぼ収録確実』と考えていた。が、結果として収録されずじまいだった。

レースゲーム系は予想した『アウトラン』『スーパーモナコGP』ではなく『ロードラッシュII』が収録となった。

また、『スーパー大戦略』『アドバンスド大戦略』などの大戦略系は、誠に残念ながら今回収録されることはなかった。

特にアドバンス大戦略などは今プレイしても間違いなく楽しめると思うのだが、様々な背景やプレイ中に問題となるであろう思考時間(30分待ちとかザラなので)、今後の別展開などがあるのかもしれない。

『アースワームジム』『ベクターマン』のGENESISタイトルは、国内では販売されなかったためか、今回の収録対象とはならなかったのだろう。この辺りはメガドライブミニが国内と国外で分かれる事を考慮すれば、単純に読みが甘かったと言えよう。

とはいえ、この『アースワームジム』『ベクターマン』の名作達はメガドライブミニの海岸版となる『Sega Genesis Mini』では両方のタイトルが収録されている。

公式サイト:Sega Genesis Mini

『チェルノブ』『ジ・ウーズ』は残念ながら未収録であった。
特に『チェルノブ』は残念であるが、不退転覚悟仕様と、アーケードから移植に伴う更なる進化はまた別の機会に体験できる事を期待したい。

まとめ:これがセガの今の実力か!(称賛)

結果をまとめると下記であったが、本ブログの予想など実に些細な事だ。

〇正解:収録タイトル:19本
△対抗収録  :3本
×予想ハズレ :8本

セガの新たなる進化に期待

メガドライブミニへの収録タイトル42本へは別記事で言及するとして、今回の展開から、セガは本メガドライブミニのビジネス化の展開に凄まじい調整・努力(=予算)を費やしたのだろうこれはセガの、いや、ゲームを愛する大人たちの本気だ

収録タイトルを4回に分けて発表、それぞれを生中継でライブ配信、YouTubeの紹介動画でも、当時のメガドライブCMに出演していたいとうせいこう氏を起用、マーケティングもイベント(SEGA FES等)を絡め、予想を遥かに上回る手法でド派手に展開、各メディアでの紹介、SNSやブログなどで話題を誘う『メガドライブミニ』に対する本気度に惜しみない賞賛を送らずにはいられない

どうかメガドライブミニが一家に一台、普及しますように……

そして、この需要に生産ラインが追いつきますように。